2018年3月28日水曜日

来年度に向けての心構え

 平成29年度の能力開発・育成プログラムが終了し、約1週間が立ちました。受講生一人ひとりが今年度の取り組みを振り返り、来年度に向けてのスタートを切っていることでしょう。

 皆さんは、このタレント発掘事業で多くのことを学んで成長に繋げるために、受講生それぞれでタレントに対する思いがあると思います。

そこで私が皆さんに一番伝えたいことは、
今まで以上に目的を持って積極性にプログラムを受講してほしいということです。

 5万人を越える応募者の中から選ばれた皆さんは、間違いなく優れた運動能力を持っています。しかし、タレント生になれたということで満足してしまったり、受け身の姿勢でプログラムを受けたりしてはこれからの成長に繋がることはないでしょう。

この事業でどのようなことを学びたいのか。
どのようなトップアスリートにならなければならないのか。
プログラムを受けることで自分自身がどのような姿に変わっていくのか。

 受講生一人ひとりでこの事業に対する思いは様々で構いません。しかし、タレント生として何を学んでいくのか、タレント生として活動する目的をしっかりと持つことが大切です。そこが明確であれば、必ず行動が変わって、成果も良くなっていくでしょう。

 来年度のスタートは4月7日。この日までに1年間でどのように成長していくのか、そのためにどのようなことを学ばなければいけないのかという目的を自分自身ではっきりとイメージしておきましょう。

 新たな学年で迎える最初のプログラム。学年によって心境が違うと思いますが、タレント生としての誇りを胸に、自覚と覚悟を持って来てください。事務局スタッフは皆さんの一回りも二回りも成長した姿を期待し、7日に会えることを楽しみにしています。

事務局スタッフ 溝口 

自宅課題

【なわとび】

◯目的
リズム能力(リズム感を養い、動くタイミングを上手につかむ能力)
識別能力(手や足、用具などを精密に操作する能力)
連結能力(関節や筋肉の動きを、タイミングよく同調させる能力)
以上の3つの能力の向上を目的とする。
※学年は全て新学年で表示しています。

◯ルール
・Kids5年は、二重跳びを連続40回以上跳べて合格。
・Kids6年は、はやぶさを連続20回以上跳べて合格。
・Jr.は、三重跳びを連続10回以上跳べて合格。
・跳んだ回数を競う。
・本番の試技は1回限りとする。
・跳び始める前に引っかかったら失敗とする。

■テスト日程
〇4月7日(土)

2018年3月23日金曜日

自宅課題テスト

 3月17日(土)に自宅課題テストを実施しました。今回は予告をせず、Kids5年、6年は実施ができていなかった「逆立ち」のテストを、新規受講生は「片手ボール入れ替え」の追試を行いました。結果は以下の通りです。




 皆さんの日誌を見ると、課題が出ると合格を目指してほぼ毎日練習していますね。目標に向かって取り組むことはとても良いことです。では、これらを取り組む目的を知っていますか?
 自宅課題とは、合格するという目標を持つこと、コーディネーション能力を伸ばすことはもちろん、「プレッシャーに負けない」ことや「勝負強さ」を身に付けることができます。これらが何の役に立つのか。それはすぐにわかることではありませんが、得られた何かを実感するときが来るはずです!自分自身のため、身に付けられることを身に付けられるだけやっていきましょう!!
 4月からの皆さんの変化、成長を期待しています!
事務局スタッフ 豊田

お知らせ

 平成30年4月14日(土)は平成30年度福岡県タレント発掘事業開講式を16:30(予定)から実施しますが、その日の9:00から県立スポーツ科学情報センターにて、スプリングフェアが開催されます。
 筋肉量がはかれるInBody測定や様々な無料体験教室、「ジュニア期の正しい食事」についての食育セミナーなど、無料で楽しめるフェアとなっております。
 ぜひ、ご家族でご来館いただきスポーツを楽しんでください!!

↓詳しくは、こちらをクリック↓
http://www.sponet.pref.fukuoka.jp/news/detail/513



2018年3月21日水曜日

次回の連絡表について

 4月7日(土)分の連絡表は、4月4日(水)にアップしますので必ず確認して下さい。
 なお、ブログや特別プログラムの案内については随時、更新していきますので、定期的にホームページを確認してください。

2018年3月15日木曜日

福岡県タレント発掘事業10期生修了式

 3月10日(土)にアクシオン福岡にて、10期生19名の修了式を行いました。式には福岡県教育委員会をはじめ、独立行政法人日本スポーツ振興センターや公益財団法人日本オリンピック委員会(以下JOC)、県競技団体の方々に御出席いただき、これからアスリートとして活躍していく修了生に向け激励の言葉を頂きました。修了生代表挨拶では落合ほたる選手がタレント生としての経験や日頃の感謝の気持ち、これからの決意を示しました。

「修了証書授与 落合ほたる選手」

「トップアスリートへの第一歩を踏み出した10期生」


 事務局は、「修了式」という受講生が一人のアスリートとして駆け出すための、スターティングブロックを準備したに過ぎません。これから「アスリートライフ」というレースが始まります。修了生となった今、これまで以上に自身の努力が必要になってきます。そのときに、応援している人や影ながら支えている人を思い出し、壁を乗り越えてください。
 JOCの中森氏からの言葉に「人間力無くして競技力の向上無し」という言葉がありました。この人間力を高めて「誰からも応援されるアスリート」、「人に勇気を与えるアスリート」になれるように、自身の武器を最大限に活用した日々の努力を続けましょう。
 最後に、相談や報告があれば、いつでも事務局に連絡をください。それぞれの舞台で「アスリート」そして「ひとりの人間」として、世界で闘う10期生が見られる日を楽しみに待っています。

事務局スタッフ 久良知

2018年3月14日水曜日

3月17日連絡表

Kids・Jr.・新規能力開発・育成プログラム連絡表(3月17日号)
■内 容:①振り返りプログラム
     ②コーディネーショントレーニング
■会 場:①アクシオン福岡 第3・4研修室
     ②アクシオン福岡 サブアリーナ
■時 間:18:00~20:00
■持参物:筆記用具、室内シューズ、飲料水、タオル
■集合場所:Kids・新規(4,5,6年)はサブアリーナ
      Jr.・新規(中1)は第4研修室
■連絡事項
①4月に記入した目標設定用紙を忘れずに持って来てください。(現受講生のみ)
②パーセプショントレーナーを返却していない新規受講生は、必ず返却して下さい。
③平成30年度のスポーツ安全保険の申込みをしていない受講生は、3月17日のプログラムで必ず申込みをしてください。(お金は、お釣りがないようにお願いします。)
※17日のプログラムに参加できない受講生は、直接アクシオン福岡事務室まで持ってくるか、現金書留で郵送をお願いします。(24日必着)
④柔道着を返却していない受講生は、柔道着を忘れずに返却して下さい。


次回連絡(3月24日、31日)
3月24日、31日は自主トレーニング日となります。
トレーニングの計画・実施・振り返りをしっかりと行い、来年度からのプログラムに備えましょう。

2018年3月10日土曜日

お知らせ「福岡県タレント発掘事業国際大会・全国大会実績」の掲載について

 福岡県タレント発掘事業の受講生・修了生の国際大会・全国大会での活躍に関する最新情報を福岡県立スポーツ科学情報センター正面入口に掲示しました。
 受講生・修了生の皆さんは、トップアスリートを目指して日々努力していることと思いますが、これまで本事業に関わってきた仲間の活動記録を見て、どのように競技選択を行い、どのような舞台で戦っているかを知ることにより、「今の過ごし方」「これから自分の在り方」を考える機会としてください。





 この情報の多くは、修了生として活動する先輩達が後輩である受講生に向けた激励としていただいた情報を元に作成しています。
 毎年、更新していきますので、修了生の皆さんには、引き続き情報を提供いただきますようご協力をお願いしますとともに、受講生の皆さんは、目指すべき将来の目標として、自らの情報が掲載されるよう、努力して行きましょう。
 事務局は修了生と受講生の今後のさらなる活躍に向け支援してまいります。

2018年3月8日木曜日

平成29年度女性アスリート育成事業 福岡県女子ラグビーフットボール競技選手発掘事業実施について

【主 催】福岡県ラグビーフットボール協会
【日 時】3月25日(日)12:30~14:30(終了予定)
【場 所】さわやかスポーツ広場(福岡市東区香椎浜ふ頭1丁目2-2 TEL:092-672-3404)
【講 師】平野 勉氏
経歴:元日本代表 
元九州電力ラグビー部選手/コーチ
九州産業大学女子ラグビー部監督
国体オール福岡女子ラグビーチーム監督

【対 象】Fukuoka Kids・Jr.・新規受講生・Hopesの女子(新規4年生は対象になりません。
【締 切】3月11日(日)
【申込方法】添付してある別紙申込に必要事項を記入し、事務局まで提出して下さい。       E-Mail:info1@f-sponet.or.jp 担当:溝口



2018年3月7日水曜日

3月10日 連絡表

 【集合場所】
新規・Kids・Jr.1・2年:第3・4研修室前で保険の申し込み終了後、荷物を第3・4研修室に置いてサブアリーナに集合してください。
Jr.3年:荷物を視聴覚室に置き、サブアリーナに集合してください。

①平成30年度スポーツ安全保険申し込み
■時 間:14:00~
■会 場:第3・4研修室前
※申込書とお金を忘れずに持ってきて下さい。(お金についてはお釣りがないようにお願いします。)

②知的能力開発・育成プログラム
■内 容:オリンピアン講話
     「オリンピックを目指す努力によって得られるもの」
■時 間:15:00~16:30
■会 場:アクシオン福岡 サブアリーナ
■講 師:中西 悠子氏(枚方スイミングスクール)
■持参物:筆記用具
※新規受講生については、知的プログラムまでの参加となります。
パーセプショントレーナーを返却していない新規受講生は、必ず3月10日(土)までに返却して下さい。
柔道着を返却していない受講生は、必ず返却して下さい。

③平成29年度福岡県タレント発掘事業修了式
■時 間:17:00~18:00
■会 場:アクシオン福岡 サブアリーナ
長袖・長ズボンのタレントジャージで出席してください。
※保護者については、Jr.3年の保護者のみの参加となりますので、ご了承下さい。


新規・Kids・Jr.共通次回連絡(3月17日)
□内 容:事務連絡、コーディネーショントレーニング
□会 場:アクシオン福岡 サブアリーナ、第3・4研修室


Kids自宅課題テスト

 3月3日(土)にKids6年、新規6年、中1の2回目の自宅課題テストを実施しました。結果は以下の通りです。


 先週実施できなかった自宅課題テストを今回実施しました。前回のKids6年合格者は4名でしたが、今回、事前の予告をせずに実施したにもかかわらず、9名の受講生が合格しました。おそらく、多くの受講生が突然のことで準備ができていなかったかもしれません。ですが、『いつ、どこで、どんな』ことが起こるかわかりません。いつもとは違う「勝負強さ」「対応力」が求められたテストでした。
 今回のテストでは、自分自身の1位記録を更新した香山もえぎさんが20回という記録で合格しました。そして、合格者の坂本竜士君は中学1年生の新規受講生です。コーディネーション能力が特に伸びるのは小学生の時期だと言われています。ですが、取り組むかどうか、限界を決めるのかで能力を獲得できるかどうかは変わってきます。この2人の結果を見ると、このことがよく分かると思います。テスト後にも話をしましたが、これから皆さんはJr.になります。今後、課題が出なければ何もしないのではなく、自分自身の強みを伸ばし弱みを改善するため、これからも様々なことに取り組んでいきましょう!!

事務局スタッフ 豊田

ライバルは全国にいる!!

 3月3日(土)、みやぎジュニアトップアスリートアカデミーから小学5年生4名が、福岡Kids・新規受講生と交流会を行い、「フェアプレーについて」の知的プログラムを受講しました。
 交流会の初めに自己紹介を行い、自分の好きなスポーツや将来の夢について紹介をしていましたが、ほとんどの皆さんが「トップアスリートになりたい」「オリンピックに出場して金メダルを取りたい」と胸を張って自分の夢を語っていました。

 福岡県タレント発掘事業の受講生として、プログラムに参加している以上、胸を張って自分の夢を言えるのは、とても素晴らしいことだと思います。ただし、宮城のタレント生4名も同じ思いを持っているということは、全国に「世界を目指す真のチャンピオン」になりたいと思っているライバルがいると言う事ができます。

さて皆さん
 全国のライバルに勝つために、あなたはどうしますか?

・毎回のプログラムに課題を持って挑む
・自主トレーニングを実施し続ける
・自分の活動を振り返り、次の課題を設定する

 夢を誰かに伝えることも、自己アピールにつながるため、とても大切なことだと思います。
 今すぐに結果が出ないとしても、全力で物事に取り組み続けること、反省を次に活かそうとすることは、いつか必ず結果としてあらわれるはずです。その努力を見てくれている人は必ずいます。
 今週の修了式では、Jr.3年生が福岡県タレント発掘事業を旅立ち、新たなステージへと進みます。これからたくさんのライバルと出会い、勝負して、世界の舞台で活躍できることを事務局スタッフは応援しています!


みやぎジュニアトップアスリートアカデミーの4名

交流会の様子



事務局スタッフ 西嶋



2018年3月1日木曜日

~上達する近道~

 2月24日(土)をもって、今年度の身体プログラムが終了しました。このタレント発掘事業の身体プログラムでは、

①様々な競技を体験すること、必要な能力を身に付けること(適性を探る)
②現在行っている競技に活かすこと(クロストレーニング)

を目的としています。受講生の皆さんは、この1年でどのくらい技術を身につけ、そしてどのように活かすことが出来たでしょうか?

 今年度、プログラム中の皆さんの様子を見てきましたが、技術を習得し、上達するスピードが早い人に共通していることがあります。それは、

①指導者が求める動きを理解し、頭で考えながら行動している
②プログラムの予習・復習ができている
③運動日誌の重要性を理解している
 です。

 週に1回のプログラムにただ参加するだけでは、絶対にその競技の技術や知識は身につきません。身についたとしても、それは一時的なもので時間の経過と共に忘れてしまうでしょう。そうならないために、上記の3つが大切になってくるのではないでしょうか?

 今年度の身体プログラムをもう一度振り返って下さい。そして、自分が出来ていないと思うことがあれば、すぐに実行していきましょう。

事務局スタッフ 八田