2015年8月30日日曜日

平成27年度 中央強化拠点視察プログラム2日目

 2日目はJISS、NTCにてプログラムが実施された。始めにJSC勝田隆氏から「Jr.期はトランジション(移行期)と呼ばれ、多くの物事を吸収できる時期である。これから感性を磨き、己を高めて欲しい。」と激励をいただいた。
 次にJSCの山田香氏から拠点とは何か、ロンドンオリンピックにおける選手のサポート拠点などお話しいただいた後、JISS、NTCの視察を行った。JISSでは測定実験室で医科学的なサポートや機器の説明を受け、実際に3Dの形態計測を体験し、射撃練習場ではライフルアカデミー生の練習を見学した。現在、JOCエリートアカデミー生として活躍している川原楓選手(5期生)とは短時間ではあるが、なぜJOCエリートアカデミーに来たのか、拠点で活動することの意義などについてディスカッションをすることができた。フェンシング練習場、シンクロナイズドスイミングプールでは世界を舞台に活動する選手達が実際に練習しており、高いレベルの練習風景を視察することができた。受講生は見ているだけで緊張すると同時に、世界で戦うことの厳しさを感じているようだった。近い将来、自分がその場に立ち、世界を視野に活動するイメージを描くことができたのではないか。昨日、安部氏より自分ならどう使うか、拠点の機能を考えながら視察をすると見方や考え方も深まるとご指導いただき、それぞれの会場で受講生の積極的に質問をする姿が見られた。
 館内視察を終え、受講生は強化拠点の意義や強化拠点をどう活用するか、グループに分かれ議論を行い、発表した。最後に安部氏から強化拠点の「機能」「情報」「機会」とは何か、それを活かすために自分がどうあるべきかを考えることが必要であるとお話しいただいた。 
今回のプログラムは事前研修で中央強化拠点視察にあたっての動機付け、事後の振り返りを通してプログラムの高度化を図った。受講生は世界で活躍するトップアスリートを目指す上で現状の課題を明らかにし、世界で活躍するために今、何をすべきか、1年後、2年後…5年後、10年後スポーツとどのように関わってくのかアスリートライフスタイルを改めて考えることができた。さらに、多くの人の支えがあって競技ができることを再認識し、誰からも応援されるような真のアスリートになることを目標に、今回のプログラムを十分に活かし、さらなるレベルアップを図ってほしい。

川原選手とのディスカッション






平成27年度 中央強化拠点視察プログラム1日目

 8月26日、27日に中央強化拠点視察プログラムが国立スポーツ科学情報センター(以下:JISS)、味の素ナショナルトレーニングセンター(以下:NTC)にてJSCの協力のもと、実施された。本プログラムは2020東京オリンピックに向けトップアスリートの強化拠点と強化活動を視察し、トップアスリートとなることの厳しさや価値を理解し、世界を目指す意識を高めることを目的に実施し、Jr.2年生、3年生の13名が参加した。
 1日目は2班に分かれ事前研修で決定した、2020東京オリンピック・パラリンピック予定地を複数会場視察した。1班は国立代々木体育館でJSCの畠野氏から施設の説明を受けた。当日はワールドカップバレーボール大会が開催されており、世界で活躍する選手、試合の様子を目の当たりにすることができた。2班は東京体育館で担当の根岸氏から施設の概要など説明いただいた。今回の視察で多くの人からサポート・支援を頂き最高の舞台で最高のパフォーマンスが発揮できることを再認識することができたのではないか。
 また、夜のプログラムでは、JSCの安部篤志氏、フェンシング競技で活躍している修了生の福島史帆実選手(3期生)、野口凌平選手(4期生)をお招きし、2020に向けたスポーツの動向や適正競技へ転向するにあたっての覚悟、世界で戦う上での取り組みやモチベーション、現在、中央(東京)を強化拠点に活動する上でのメリットなどについてディスカッションを行った。ディスカッションを通し、これからオーディション、トライアウトと適性競技を選択していく受講生は自分の競技人生について考えを深めることができた。2人の選手に共通していたことは世界で活躍するための競技を選択したこと、大きなオリンピックに出場するという長期的な目標を達成するために段階的な目標を立て、目標を達成するためのプランニング、そして覚悟を持ち、自分で考えて日々のトレーニングに励んでいること、さらに競技とプライベートのオンオフの切り替えができる柔軟性を持ち合わせることだ。多くの受講生が世界で活躍する大きな目標を持っているが、目標が漠然としていて、そのために今何をすべきか、5年後にどんな姿になるべきかの段階的な目標を立てることができておらず課題として明らかになった。世界で活躍するトップアスリートになるという大きな目標を達成するために、これまでの能力開発・育成プログラムで学んだ目標設定やコンディショニング、トレーニングなどを知識として蓄えるだけでなく、実践することを期待する。

国立代々木体育館視察

東京体育館でのディスカッション

JSC、修了生とのワークショップ
(左から安部氏、野口選手、福島選手)

2015年8月27日木曜日

Kids能力開発・育成プログラム「競泳」

 8月22日(土)、福岡県立総合プールにて安藤浩昭氏、大平順氏、柳田翔平氏(福岡県水泳連盟)を講師に招き、第1回目のプログラムを実施した。
 1回目のプログラムということもあり、基本姿勢のつくり方やキック、プルについて指導をいただいた。脚を抱えて浮く「だるま浮き」では背中が水面から出すことを意識し、体を浮かすことの大切さを学んだ。次にキックでは、「脚が沈んでしまうと進まないのではなく、バックをしてしまう。だから、体幹に力を入れたままキックしなさい。」という指導があった。また、キャッチアップクロールという息つぎをしない泳法の中では、肩甲骨を使う(1回転させる)腕の動かし方のアドバイスを聞きながらトレーニングを行った。最後に、プルブイを使いながら水をかく感覚を身に付ける練習をした。初めてプルブイを使用した受講生が多く、浮きを挟んで脚を浮かせたまま泳ぐことに苦戦していたが、積極的に泳ぎながら感覚を身につけようとする姿勢がうかがえた。
 陸とは違い、自由がきかない水中で自分の身体を思ったように操作する力を早く身に付け、自身の更なる能力向上に役立てて欲しい。




2015年8月26日水曜日

8月29日 連絡表

Kids能力開発・育成プログラム「競泳」連絡表(8月29日号)
■会  場:福岡県立総合プール(25mプール)
■ね ら い:競泳を通したコーディネーション能力の育成
■講  師:安藤 浩昭氏、大平 順氏、柳田 翔平氏(福岡県水泳連盟)
■持参物:水着、キャップ、タオル、ゴーグル(必要な者のみ)、受講証、プール利用料金50円
■流  れ
 1 ウォーミングアップ
 2 基礎練習
 3 コース別メニュー(クロール)
 (1)基本コース(浮き姿勢からのキック・プルを中心としたトレーニング)
 (2)泳力強化コース(4泳法のスピードアップに必要な技能習得を中心としたトレーニング)
 4 持久力強化トレーニング
 5 諸連絡
★前回のトレーニングでは、講師の先生から、浮き姿勢において「体幹力」が重要であるという話がありました。体幹力強化の意味から、日常活動にある“スタビリティトレーニング”を重点的に行っておきましょう。

■次回連絡(9月5日)
○場所:福岡県立総合プール(25mプール)
○内容:競泳を通したコーディネーショントレーニング


Jr.能力開発・育成プログラム「柔道」連絡表(8月29日号)
■会  場:アクシオン福岡 多目的アリーナCD
■ね ら い:柔道を通してコーディネーション能力の向上を図る。
■講  師:野口 博之氏、中嶋 靖宏氏、北田 裕美子氏(福岡県柔道協会)
■持 参 物:タオル、水分、Tシャツ(ボタンやファスナーが付いていないもの)
■流  れ
 1 ウォームアップ
 2 受け身(後ろ、横)
 3 投げ技の練習
 4 固め技の練習
 5 投げ技・固め技の約束練習
 6 クールダウン
★前回までに習った「横四方固め」「上四方固め」「縦四方固め」や「支え釣り込み足」「体落し」について、復習をしておいてください。
★合宿時配布した測定用プロフィールシート(Jr.1と新規受講生)を、前回プログラム時返却した受講生は未記入の所を記入し提出すること。


Jr.能力開発・育成プログラム「アーチェリー」連絡表(8月29日号)
■会  場:福岡県立柏陵高等学校・アーチェリー場(福岡市南区柏原4丁目47-1)
■ね ら い:アーチェリーを通したコーディネーション能力の育成
■講  師:尹 惠善 氏、築地 和也 氏(福岡県アーチェリー協会)
■持 参 物:水分、タオル、室内用シューズ(雨天時室内利用)、
タレントジャージ(上・下)
■流  れ
 1 フォーム習得
 2 トレーニング
 3 シューティング
★フォーム習得のための練習を中心に行います。
★自宅課題は、ゴムチューブを使ってのフォーム練習です。
★合宿時配布した測定用プロフィールシート(Jr.1と新規受講生)を、前回プログラム時返却した受講生は未記入の所を記入し提出すること。
 

Jr.能力開発・育成プログラム「ボクシング」連絡表(8月29日号)
■会   場:福岡県立糸島農業高等学校 ボクシング道場
■ね ら い:ボクシングを通したコーディネーション能力の育成
■講   師:吉住 康史氏、柴田 裕史氏(福岡県ボクシング連盟)
■持 参 物:室内用シューズ、タオル、縄跳び用縄、水分、バンテージ
■流   れ
 1 ウォームアップ(縄跳び・タッチゲーム)
 2 ステップ練習 
 3 スパーリング(スパーリングの承諾書を提出していない者は、別メニューとなります)
★自宅課題は、「縄跳び(3分間集中して)・バンテージの巻き方の復習・オリンピックのボクシング映像を各自見ること」です。
※スパーリングをするものは必ずマウスピースを持参すること。
★合宿時配布した測定用プロフィールシート(Jr.1と新規受講生)を、前回プログラム時返却した受講生は未記入の所を記入し提出すること。


■次回連絡(9月5日)
【Jr.柔道】
○場所:アクシオン福岡 多目的アリーナCD
○内容:柔道を通したコーディネーショントレーニング
【Jr.アーチェリー】
○場所:福岡県立柏陵高等学校
○内容:アーチェリーを通したコーディネーショントレーニング
【Jr.ボクシング】
○場所:福岡県立糸島農業高等学校
○内容:ボクシングを通したコーディネーショントレーニング

Kids 自宅課題

【Kids 自宅課題 スクウェア四方位ジャンプ】

○目的
・連結能力(関節や筋肉の動きをタイミングよく同調させる能力)
・バランス能力(バランスを保つ、姿勢を立て直す能力)
以上2つの能力を向上させることを目的とする。

○行い方
①45㎝四方・高さ20㎝の四方面の枠の中央に立つ。
②スタートの合図でまず前方に両足でジャンプし、中央に両足でジャンプして戻る。
③次は左右どちらかに両足でジャンプし、中央に両足でジャンプして戻る。
④続いて後方に両足でジャンプし、中央に両足でジャンプして戻る。
⑤最後に②で移動していない左右どちらかの方向へ両足でジャンプし、中央に両足でジャンプして戻る。
⑥これを1周とし、連続で2周行う。(2周目は1周目と逆回り)

○ルール
・5年生は11秒以内、6年生は9秒以内で合格とする。
・試技中に足が箱に触れた場合、その時点で不合格とする。
・最速タイムを競う
・本番の試技は1回限り。(試技前に練習は行わない)

○テスト日程
・テストは、9月5日(土)、9月19日(土)の2回行う。

※練習する際は周りに迷惑をかけないように気をつけ、安全な場所で行うこと。

<正面>


Kids 自宅課題合格者

8月12日にシャトル&キャッチの第2回目のテストを行いました。

Kids5年【シャトル&キャッチ(10秒以内)】
今回の合格者は0名です。

Kisd6年【シャトル&キャッチ(10秒以内)】


 第2回目のテストでは合格者がいませんでした。今回の自宅課題テスト合格者はKids6年の井上君です。
 今回のシャトル&キャッチでは識別能力(手や足、用具などを精密に操作する能力)、変換能力(予測した状況の変化に対して、動作を切り替える能力)、定位能力(動いているものと自分の位置関係を正確に把握する能力)と、3つのコーディネーション能力が必要です。これらは自宅課題テストだけでなく、みなさんが普段取り組んでいるスポーツ、日常生活の中でも高い意識を持つことでトレーニングすることができます。世界で活躍するトップアスリートを目指し、日々のトレーニングを積み重ね運動能力を高めていきましょう。

Kids 自宅課題追試結果

8月12日に今年度実施した自宅課題の追試を行いました。第1回、第2回、追試のすべてを総合した順位は以下の通りです。追試合格者と記録更新者はオレンジで示しています。









Kids5年の二重跳び、靴乗せ回転、Kids全体のシャトル&キャッチの追試合格者と記録更新者はいませんでした。
運動日誌を見ると、今回の自宅課題の追試に向け、ほとんどの受講生が合格するために日々努力していました。結果、2回のテストで合格できなかった課題が多くの受講生が合格しています。目標を立て、それを達成できることは大変素晴らしいことです。しかしながら今回は追試がありましたが、皆さんがやっている競技に追試はありません。試合はすべて一発勝負になります。限られた時間の中で技術を上げ、最高のパフォーマンスを発揮しなければなりません。今後、実施する自宅課題テストでは、限られた時間の中で練習に取り組み、2回のテストの中で全員が合格できるようにしましょう。

Jr.知的プログラム「スポーツコンディショニングⅢ」

 8月22日(土)、アクシオン福岡にて、大音 樹氏(医療法人清家渉クリニック)による「スポーツコンディショニングⅢ」の知的プログラムを実施した。
 前半の主な内容は、「疲労」についてであった。疲労の仕組みとして運動・栄養・休養のバランスが崩れる事で起こり、その原因として、オーバートレーニング・疲労物質の蓄積・栄養不足・水分不足・睡眠不足の5つがあげられた。この5つの疲労の原因を考え、トレーニングや普段の生活をしていく必要があり、自身の疲労状態もしっかり把握し、疲労のサイン(心拍数の急激な上昇・食欲の低下・睡眠不足)を見落とさないことが大切であると大音氏は強調された。
 後半は、疲労を回復させる対策として、クールダウンの手順(1.ジョギング等の軽運動を行う 2.ストレッチやマッサージをして筋肉をほぐす 3.アイシングで体温を下げる)やテニスボールを利用したストレッチ・マッサージの方法が紹介された。
 受講生は、今回のプログラムで学んだ運動後のケアや、自宅でのケアの内容をプログラムだけで終わらせないように日頃から実践し、ベストな状態で大会や練習を行えるよう、自身のコンディションを整える実践力をしっかりと身につけて欲しい。


2015年8月24日月曜日

ナショナルタレント発掘・育成(NTID)種目最適型プログラムのお知らせ

 日本スポーツ振興センターからナショナルタレント発掘・育成(NTID)種目最適型プログラムの公報が届いています。17歳から27歳の男女が対象となっています。詳細はホームページ(http://www.jpnsport.go.jp/Portals/0/transfer/)で確認してください。
 なお、申込みは個人で行って下さい。申込みを行った修了生は、事務局穴井までメール( info1@f-sponet.or.jp )で連絡をお願いします。



2015年8月21日金曜日

Jr.夏合宿

 8月13日~14日の2日間、アクシオン福岡にてJr.夏合宿が行われた。
開講式では「日本代表を決める合宿で常に見られていると考え、自分の強みを全力でアピールして欲しい」と説明があった。  
受講生からは、思い思いの真剣な表情や雰囲気が感じられた。
 初日のSAQトレーニングでは、自分の体を上手くコントロールするといった事に苦戦している受講生も見受けられたが、今後トップアスリートを目指す上で頭で考えた動きを、実際の体で表現できるといった能力は、必要なことであり武器になる事ではないだろうか。SAQトレーニングも合宿の時だけで終わるのでなく、普段の自主練習から出来る内容が多くあり、自身で積極的に取り入れ、能力の向上に役立てて欲しい。
 今回の合宿で初めて「食育プログラム」も組み込まれ、講師には小清水氏(大妻女子大学教授)をお招きし、水分補給の講義やバイキング実習などの実践を交えたプログラムを実施し、実践力を培ったのではないだろうか。
 初日最後のプログラムは、翌日の測定までの過ごし方を各自プランニングするといった、アスリートならではの実践力を養うプログラムも組まれた、各自ベストパフォーマンスを出す為に、様々なプランを考えていた。今回の経験が今後の競技生活において一つのプランになるのではないだろうか。
 2日目の運動能力測定(25m走、垂直跳び、6秒間・3分間ワットバイクテスト)の3分間のワットバイクテストで自分自身を追い込み漕ぎ終わった後には、全力を出し切りフロアに倒れ込む受講生の姿も見られた。今回測定で自己記録を出せた受講生や出せなかった受講生も再度プランニング方法を考え、今後の更なる記録向上につなげる実践力をつけていって欲しい。
 閉講式では、1泊2日の合宿で実践力を活かす場面や、記録向上を狙い自分自身を追い込む場面などを通して、受講生自身の強みやアピールポイント、また課題点も各自わかり、より成長した姿が見られた。また、今回の合宿のように各自プランニングする機会もこれから更に増えて来るため、是非とも今回の経験を次回以降にも繋げていける事を期待している。






kids夏合宿

  8月12日~13日の2日間、アクシオン福岡においてkids夏合宿を行った。
開講式では、「日本代表選手を決める合宿に参加したつもりで、全力で自分自身の力を発揮して欲しい」という説明があり、それを聞いた受講生全員が、これからの合宿に対するやる気を目や姿勢で表した。
  1つ目のプログラムでは、5つの運動能力測定(四方向ステップ、25m走、立ち五段跳び、ステッピング、20mシャトルラン)を行い、測定結果を男女別にランキングしスクリーンに表示した。全ての受講生が全力で測定に挑み、映し出された結果を見ながら、自分の強みに自身を持つ者や本気で悔しがる者が見られた。
 次に、今回初めて夏合宿に取り入れた「食育プログラム」では、水分補給に関することや基本の食事に関することについて、静間 佳代子氏(公認スポーツ栄養士)から講義があった。受講生にとっては、アスリートとしてベストパフォーマンスを発揮するために必要な知識を獲得すると同時に、実際に実践してみる貴重な機会となった。
 1日目の最後のプログラムでは、お互いのコミュニケーションが重要となる「チームビルドチャレンジ」を行った。この「チームビルドチャレンジは10人1組のチームで協力し合わないとクリアできない課題が6つ設定されており、チームが同じ目標に向かってコミュニケーションを図りながら協力することが必要となる。これまでなかなか積極的に話すことができていなかった受講生も自分の意見を伝え工夫する姿や、課題をクリアした時に男女関係なく肩を組んで喜び合う姿が見られた。
 2日目には、坂本 修一氏(SAQインストラクター)を招きSAQトレーニングを行った。SAQトレーニングとは、スピード(トップスピード)・アジリティ(敏捷性)・クイックネス(素早さ)を正しい動きを通して高めていくものである。受講生は初めての動きや素早い動きに戸惑う場面もみられたが、時間が経つにつれ、持ち前の能力の高さを発揮する部分がみられた、トレーニングの後半では、身体的にハードなトレーニングが実施されたが、全員が開講式で説明された「日本代表選手を決める合宿」といったフレーズを胸に、誰一人手を抜く様子はなく、全員が最後まで諦めずやりきることができていた。プログラム終了後には、疲労の色も見受けられたが、このプログラムで一人一人フィジカル面やメンタル面で成長し、その表情はとても満足した様に感じた。
 今回の合宿終了後には、受講生一人一人のコミュニケーションをとる姿や話を聞く表情がより真剣になり、合宿前と比べ大きく成長した姿が覗えた。合宿中で分かった自分の強みを、全面に出して今後のプログラムでも更なるアピールをし、より積極的に活動していって欲しい。





2015年8月19日水曜日

アーチェリー体験教室のお知らせ

【主催】福岡県アーチェリー協会
【対象】Fukuoka kids Jr.
【期日】平成27年 
  8月30日(日)
  9月  6日(日)
10月18日(日)
11月  1日(日)
11月15日(日)
12月13日(日)
※9:30受付 10:00~12:00
【会場】福岡県立柏陵高等学校 アーチェリー場
【申込】実施日1週間前までに、体験教室メール info1@f-sponet.or.jp (穴井)までご連絡下さい。
※応募人数が多数の場合は人数調整をさせていただきます。

8月22日 連絡表

Kids能力開発・育成プログラム「競泳」連絡(8月22日号)
■ね ら い:競泳を通したコーディネーション能力の育成
■会  場:福岡県立総合プール(25mプール)
■講  師:安藤 浩昭氏、大平 順氏(福岡県水泳連盟)
■持参物:水着、キャップ、タオル、ゴーグル(必要な者のみ)
      プール利用料金50円 
■流  れ
1 ウォーミングアップ
2 泳力計測
3 コース別メニュー(クロール)
 (1)基本コース(クロールの基本的な技能習得を中心としたトレーニング)
 (2)泳力強化コース(クロールのスピードアップに必要な技能習得を中心とした
  トレーニング)
5 諸連絡
★持参物にも記載していますが、プール利用料金50円が必要となります。プール入り口にある券売機で利用券(強化選手)を購入し、事務局スタッフに渡してください。

■次回連絡(8月29日)
○場所:福岡県立総合プール(25mプール)
○内容:競泳を通したコーディネーショントレーニング


Jr.知的能力開発・育成プログラム「スポーツコンディショニング」連絡表(8月22日号)
■ね ら い: パフォーマンスを最大限に高めるためのスポーツコンディショニングについての知識・スキルを獲得する。
■会  場:福岡県立スポーツ科学情報センター(多目的アリーナ)
■講  師:大音 樹 氏(医療法人清家涉クリニック)
■持 参 物:筆記用具 
★現在、実施しているトレーニング方法やケガのリハビリ(調整法)など、自分なりの課題をもってこのプログラムに参加し、日々のトレーニングに活用しましょう。

■次回連絡(8月29日)
【Jr.柔道】
○場所:福岡県立スポーツ科学情報センター 多目的アリーナ
【Jr.アーチェリー】
○場所:福岡県立柏陵高等学校 アーチェリー場
【Jr.ボクシング】
○場所:福岡県立糸島農業高等学校 ボクシング場

2015年8月15日土曜日

テレビ放映のご案内

8月20日(木)18:25~19:00「KBCニュースピア」で福岡県タレント発掘事業についての放送が予定されています。

2015年8月14日金曜日

次回連絡票 8月22日の訂正について

Jr.の皆さんへ
8月22日(土曜日)のJr.連絡を柔道・ボクシング・アーチェリーとしていましたが、知的プログラム「スポーツコンディショニングⅡ」(アクシオン福岡)に訂正いたします。ご迷惑をおかけして申し訳ありません。
                                     事務局

Jr.知的能力開発・育成プログラム「情報リテラシー」

 8月8日(土)アクシオン福岡にて東海林和哉氏(元日本スポーツ振興センター情報・国際部研究課研究員)を講師に招き、プログラムを実施した。
情報リテラシーとは「情報活用能力・情報を使いこなす力」という意味である。自己の能力の拡大、目的達成のため必要となる情報について選択・収集・活用・編集・発信する能力の基礎を養うことをねらいとしてプログラムが進められた。

◯情報の種類
オシント:公刊資料や公開されている情報
ヒューメント:人を介して得る情報
イミント:画像から得る情報
マシント:測定によって得られる情報

 聞き慣れない言葉が多くあったが、受講生はすぐにインターネットで調べたり、周囲と話し合いを始めて答えを探し、自然と、情報を収集する方法を実践していた。
 情報には種類があり、収集した情報の全てが正しいとは限らない。そのため、得た情報が「本当にそうなの?とまず考え、正確な情報はどれなのかを見極めることが重要だ」と東海林氏は強調した。情報分析とは、見極めた情報から自己を分析し、相手を分析し、自分が強くなるために必要なことを見つけていくことである。今回のプログラムで学んだことから、情報活用能力を高め、更なる競技力の向上につなげて欲しい。


2015年8月12日水曜日

8月15日 連絡表

Kids、Jr.の8月15日のプログラムの予定はありません。

Kids
■次回連絡(8月22日)
□競泳
○場所:福岡県立総合プール
○内容:競泳を通したコーディネーショントレーニング
Jr.
■次回連絡(8月22日)
□知的P「スポーツコンディショニングⅡ」
○場所:アクシオン福岡(多目的アリーナ)
○講師:大音 樹氏・中川博文氏(医療法人清家渉クリニック)
★スポーツコンディショニングは、自己のパフォーマンスを最大限に発揮する上で重要となる知識・スキルの1つです。今年度は、計4回のプログラムを予定しており、今回は第2回目です。現在、実施しているトレーニング方法や試合に向けての調整法など、自分なりの課題をもってこのプログラムに参加し、日々のトレーニングに活用しましょう。

◆次回連絡(8月29日)
【Jr.柔道】
○場所:アクシオン福岡 多目的アリーナCD
【Jr.アーチェリー】
○場所:福岡県立柏陵高等学校
【Jr.ボクシング】
○場所:アクシオン福岡 多目的アリーナAB

2015年8月8日土曜日

陸上競技タレント発掘トライアウト2015のお知らせ

 福岡陸上競技協会主催の「陸上競技タレント発掘トライアウト」が、9月21日(月・祝)に鞘ヶ谷陸上競技場(北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町20-1)にて行われます。
 対象学年は、小学5年生~中学3年生です。
 Jr.3年で、トライアウト競技に陸上競技をあげている者については、福岡県タレント発掘実行委員会事務局より、まとめて上記トライアウトに申し込みます。
 それ以外の受講生で、上記トライアウトに参加したい者は、福岡陸上競技協会のホームページに参加申込書が掲載されていますので、8月18日(火)までに福岡陸上競技協会へ直接申し込んでください。
 なお、参加状況把握のため、事務局穴井までメール(info1@f-sponet.or.jp)で、参加の旨をお知らせくださいますようお願いいたします。

2015年8月7日金曜日

平成27年度セーリングトップアスリート発掘・育成合宿のお知らせ

 この事業について、主催団体である福岡県セーリング連盟より、追加募集が可能であるとの話がありました。セーリングは、一般的に体験が難しい競技であり、本事業への参加により、競技適性に関する情報を得ることができます。また、1人乗りのヨットを操縦することから、自ら判断し、課題を解決することが必要であり、今後、トップアスリートを目指す上で重要となる能力の獲得に繋がります。
 ついては、別紙要綱をご参照の上、積極的にご参加ください。
 なお、申込締切日は8月14日(金)18:00に延長しています。

日程:8月22日(土)9:00現地集合、受付/8月23日(日)16:30解散 
宿泊所:日本経済大学ヨット部合宿所/福岡市西区小戸3-29-11
申込:参加希望者は、「参加申込書」に必要事項を記入し、8月14日(金)18:00までにタレント事務局に持参またはFAXして下さい。
※詳細は、下記を参照ください。

 


2015年8月5日水曜日

Kids 自宅課題合格者

 7月25日(土)に実施した第1回目の自宅課題のテスト結果は以下の通りです。

Kids5年【シャトル&キャッチ(10秒以内)】
 今回の合格者は0名です。

Kisd6年【シャトル&キャッチ(10秒以内)】
今回の合格者は井上陽向君、1名のみです。井上君は今年度実施した自宅課題テストにおいて、すべて合格しています。課題に取り組む姿勢や日頃の努力が常に結果に表れ、大変素晴らしいです。今回の自宅課題テストでは、受講生のほとんどが、走り出しの動作と投げ上げの動作のタイミングが合わずに進行方向のライン外にボールが落ちてくるという失敗が多く見られました。今回の自宅課題は、ただ単にボールを高く上げ、素早く動けばよいというものではありません。まずは「シャトル&キャッチ」を成功させるために、次のポイントを意識してトレーニングをやってみましょう。

①ボールを自分が思っている高さ、場所に正確に投げ上げる。
 ・どのくらいの高さまで投げ上げれば、間に合うのか?
 ・真上に投げ上げるための感覚(力の入れ具合いや投げる方向)
②素早くマーカーをタッチして戻るスピードを上げる。
 ・スタートダッシュするための姿勢
 ・動いているときの視線(どこを見ればよいか、見上げるタイミング)

初めのうちは、これらの動作を分けて練習し、思ったとおりに動けるようになったら2つを組み合わせて挑戦してみましょう。
 
第2回目の自宅課題のテストは8月8日(土)に実施します。今回のテストを通して、自分ができたこと、できなかったことを 明確にし、課題を克服するための練習を行いましょう。

Kids能力開発・育成プログラム「タグラグビー」

 8月1日(土)、福岡県立須恵高等学校にて森田建氏、結城利治氏(福岡県ラグビーフットボール協会)を講師に招き、第5回目のKidsタグラグビープログラムを行った。
今回でタグラグビープログラムは最後であったため、ゲームをメインにしたメニューが組まれた。これまでに何度も「声を掛け合うこと(コーリング)の大切さ」について森田氏から指導があった。そのため今回のプログラムの中では、受講生同士で声を掛け合い、一人ひとりがチームに貢献しようとする姿が見られた。また、試合の合間にチームメイトで反省を行い、チームの作戦や動きを積極的に意見し合う姿も見られた。これまで様々なプログラムを受講してきたが、どのプログラムにおいてもコミュニケーションや声かけが課題に挙げられていた。しかし、このタグラグビープログラムを通じて、コミュニケーション能力や周りへの声かけの面で大きく成長した受講生を数多く見ることができた。技術面だけでなく、周りへの声かけなどのコミュニケーション能力の面で成長できたことは、今後のアスリート人生を送る上で、大きな財産となるだろう。
プログラム終了後には、森田氏から「これまで指導してきた中で1番楽しかった。初めてもっとタグラグビーを教えたいという気持ちになった。」という最高のほめ言葉を頂いた。「指導者がもっと教えたくなる選手」これは、kids受講生が目指す選手像の一つである。
このタグラグビーで成長できた面をここで終わらせるのではなく、今後のプログラムはもちろん、日常生活も活かすことができるようになることを期待している。




8月8日 連絡表

Kids知的能力開発・育成プログラム 連絡表(8月8日号)

■ねらい
○自分自身を相手に理解してもらうために必要なコミュニケーションスキル(アピール力)を向上させる。
○定位・変換・反応・を中心としたコーディネーション能力を向上させるとともに、そのトレーニング方法について理解する。

■会場:アクシオン福岡 メインアリーナ

■講師:事務局スタッフ

■内容
・「コーディネーショントレーニングⅡ」(18:00~19:00)
・「コミュニケーションスキルⅢ」(19:00~20:00)

■持参物:室内シューズ・タオル・水分
※自宅課題テスト2回目

■次回連絡(8月12日~13日)
□夏合宿
○場所:アクシオン福岡
○内容:夏合宿

Jr.知的能力開発・育成プログラム「情報リテラシー」連絡表(8月8日号)

■ねらい
○将来トップアスリートを目指すJr.受講生に対し、能力の拡大など自己の目的を達成するため、必要となる情報について主体的に情報を選択・収集・活用・編集・発信する能力の基礎を養う。

■会場:アクシオン福岡 第3・4研修室

■講師:東海林 和哉氏(元日本スポーツ振興センター情報・国際部情報研究課研究員)

■内容
・情報リテラシーとは?
・スポーツ情報戦略による情報活用の紹介
・情報の収集・分析・加工・提供する際の注意点について
・情報を読むトレーニング

■持参物:筆記用具、スマートフォン(※所持している者のみ)

■次回連絡(8月13日~14日)
□夏合宿
○場所:アクシオン福岡 
○内容:夏合宿